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クラウドリアルティにインタビューを行ってまいりました。 その2

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クラウドリアルティの運営会社株式会社クラウドリアルティのインタビュー記事その2です。

その1は

クラウドリアルティにインタビューを行ってまいりました。 その1

をご参照ください。その1から続けます。

鬼頭武嗣社長
鬼頭武嗣社長

Q4 クラウドリアルティがあまりプロジェクト募集をこれまで行っていないことについて、教えてほしい

 クラウドリアルティでは私が集計した限り過去17プロジェクト、募集総額7億円強の募集をおこなっている。プロジェクト数が少ないわけ、プロジェクト組成と並行してこれまでクラウドリアルティが取り組んできたことについて教えてほしい。

A4 プロジェクトを増やすことではなく、基礎から資本市場づくりを行うことを本質としているから

 プロジェクト数を闇雲に増やすのではなく、事業の基礎から全く新しい資本市場作りを行うことを本質と捉えている。既存の金融機関のやり方を踏襲するだけでは、ゴールドマン・サックス(超大手総合金融グループ)やNASDAQ(新興企業株式市場)でもできることに収まってしまう。

 既存の金融機関が市場を通して資金供給を行っているのは全体の数%だ。資本市場の領域で金融包摂を掲げている金融機関も増えているが、それでも10%に届くかどうかといったところだろう。
※金融包摂:すべての人々が金融サービスにアクセスでき、またはそれを利用できる状態

 クラウドリアルティでは100%の金融包摂を目指している。既存のやり方では「全世界の全ての個人がアクセスできる資本市場を実現する」という我々が掲げているビジョンには到底届かない。

100%を実現するためのアーキテクチャと、99%でも許容されるアーキテクチャは完全に別物だ。

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Q5 資金の不透明な流れ、不正流用などの問題が起きないようにどのように対処しているのか

 資金の不透明な流れ、不正流用などの防止のための具体策、ガバナンス構築をクラウドリアルティはどのように行っているかを教えてほしい。

A5 プロジェクト、起案者の情報を高いレベルで投資家へ開示して、不正が入り込む余地を極力排除する。

 まず起案者と出資者を繋ぐプラットフォームの運営という観点では、内部監査部門と投資委員会の設立、監査役、社外取締役設置を行っている。株主からのチェックも随時入っている。

 プロジェクト単位では、組成のプロセスにおいて気を配っている。投資委員会、コンプライアンス部門、幹部が中立的な立場でプロジェクトのデューディリジェンスを行う。またプロジェクト、起案者の情報を高いレベルで投資家へ開示して、不正が入り込む余地を極力排除する。

 また、資本市場におけるガバナンスは金融機関単独では実現できず、様々なステークホルダー(利害関係者)が複雑に関係しあうエコシステム(ビジネス生態系)が形成される中で実現されている。

 クラウドリアルティが関わっている資本市場においては、金融庁の監督局や証券取引等監視委員会、自主規制団体である第二種金融商品取引業協会、弁護士事務所や監査法人、市場参加者である投資家やプロジェクト起案者などがそれぞれの立場でガバナンス向上に貢献していると言える。

 業界全体としては多層的なガバナンス維持体制が図られており、何十年もの経験の蓄積もある。クラウドリアルティはそれを活用して、私がかつて在籍していた米系投資銀行(メリルリンチ)と同等、それ以上のガバナンス構築を目指している。

 また、私はクラウドリアルティとは別に、内閣府や経済産業省で規制や新たなガバナンスの在り方を検討する役割も負っており、国家全体の制度設計から資本市場を変えていこうとしている。

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Q6 分配の上振れ、下振れについて詳しく教えてほしい

 私が投資していた京町家再生プロジェクト(クラウドリアルティの国内1号プロジェクト)の分配が先日あり、30万円の投資に対して税引前約9千円だった。利回りは3%ほどであり、年利換算ではもっと低くなる。このプロジェクトの想定利回り(IRR)は10%だが、これは下振れと考えてよいのか。

A6 下振れではない。エグジット時にキャピタルゲインが入ることも考慮して想定利回りは算出している。

 同プロジェクトの想定利回り10%は、プロジェクトのエグジット時に不動産を売却して得られるキャピタルゲインも考慮して設定してある。今回の分配は京町家の宿泊施設としてのインカムゲインのみが原資となっている。

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Q7 プロジェクト組成について教えてほしい

 クラウドリアルティはどのように事業を見つけてプロジェクトの組成、審査を行っているのか、外部から紹介してもらっているのか、自らピッチコンテストなどで見つけてくるのか、審査はどのようにしているかなどを教えてほしい。

A7 資金を必要としている事業者からの申しこみを受けることが大半

 クラウドリアルティは中立的なプラットフォームであり、自ら主体的にプロジェクトを探すというよりは、資金調達ニーズのある起案者からの申込を受けてプロジェクトを組成している。

 審査は私が前職の投資銀行で行っていた審査方法をベースとしており、起案者と裏付資産となる不動産両方に対して行っている。

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Q8 これからどのようなプロジェクトを組成していくのか教えてほしい

A8 テーマ性が強いものや、収益不動産など、多様なものを出していく

 これまで組成した17プロジェクトのうち8件が京町家関連だ。中立的なプラットフォームとして多様性を出したく、一昨年からはワークスペース、飲食店プロジェクトも組成している。これからはより多様に、また(京都以外の)エリアにも手を広げていきたいと考えている。投資家に選択肢を提供することにより魅力を感じてもらいたい。

 京町家、保育園といったテーマが明確なプロジェクトは「面白い」と言ってもらえるが、それだけではなく様々な収益不動産の証券化プロジェクトも出していきたい。

 一方で保育園のようなテーマ性の高いプロジェクトに興味をもっている投資家も多い。実際に投資家に接触して話を聞くと、分配を重視するのは2,3割だ。7~8割の人が高齢者福祉、農業、地方創生といった日本の課題に挑戦するプロジェクトを求めている。その声に応えていきたい。

 ~紡~石不動之町 京町家再生プロジェクト(2019年4月24日募集開始)は募集額1,650万円が1時間22分で満額成立した。出資者からのニーズを嬉しく思っており、出資できなかった人にも投資していただけるように次のプロジェクトの組成も頑張っていきたい。

本日はここまでにさせてください。

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